藤山

なぜ生活保護費が年金と比較されて、減らされなければならないのですか？

なぜ生活保護費が年金と比較されて、減らされなければならないのですか？http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1379208788年金だけで生活している人は、それより多額の生活保護費に怒り、悲しみ、引き下げを要求する人がいるらしいですね。このことが国民に「歪んだ根性」を生み出させているとか。おかしくないですか？生活保護は恥ずかしい、などのプライドや感情論は排除して考えています。私が回答をして支援している質問者に、こう反論された方がいます。「仕方なく生活保護を受けたのではなく、＜好きで＞今まで何の対策もせず自堕落に生きた結果じゃないか」でもこうは思いませんか？生活保護の最低生活費より少ない年金だったら、さっさと生活保護を受ければいいじゃないか。何故受けないのか？「守るべきもの」があるからですよね。この場合は「資産」になります。土地家屋、貯金、親戚家族関係、車。これらの資産を守るために生活保護を受けたくないのでしょう。ではそういう人達も「好きで」生活保護費より少ない年金で生きていると言えますね。「仕方なく」資産を守るという人はいないでしょう。本当に困窮に喘ぐなら自分のものを自分がどうしようと関係無いはずですからね。ならば生活保護者はどうでしょうか？上記に挙げられた資産は「全て」手放しています。資産が何も「無い」のです。資産がある年金受給者と、資産の無い生活保護者とを比較して、生活保護費を削るなんてどう考えてもおかしいでしょう。「好きで」年金受給者は生活保護費より少ない金で生活する事を選択したのだから、それでいいじゃないですか。何が「不満」なのでしょうか？不満ならば資産を売り払い、その金を使いきった上で生活保護を受ければ良いだけです。それをする、しないは年金受給者が選択する事です。しかし資産が無い生活保護者は選択権がありません。それなのに年金と生活保護を比較するなんて、意味が分かりません。なぜ生活保護費が年金と比較されて、減らされなければならないのですか？