藤山

今の大人はこのままで良いのでしょうか？確か1/26だったと思いますが、朝日新聞の「声」欄の投稿文を読んで衝撃を受けました。「 アルジェリアの天然ガス関連施設で起きた人質事件で日本人１０人の死亡が確認された。背景に浮かび上がるのは、資源の利権、政治や経済での利害をめぐる欧米とイスラム圏との複雑な関係だ。しかしどんなに複雑な事情があるにせよ、武力や卑劣なテロによって何かが変わるなんてことが、あってはならない。核開発が進んだ今、国家間の戦争は人類の滅亡につながりかねない。 核による抑止力。それによって世界平和が表面上保たれていると思うと、やるせない。「代理戦争」や紛争は今なお存在しているのだからしかし、この核抑止力は、「国」という領土を持つもの同士の間だけで成り立つのではないだろうか。核は国家によって厳重に管理されており、そうやすやすとテロリストの手にわたることはないだろう。しかし、核がひとたびテロリストの手にわたれば、特定の居場所を持たない彼らに核抑止論は通用しないのではないだろうか。僕たちが当たり前と思っている平和は消えるかもしれない。核の抑止力によってしか、平和を保つすべはないのだろうか。僕はこの先、核以外の方法を見つけたいいと強く思う。本当の平和に、少しでも近づけるように。中学生 竹村布文 １４歳 豊中 」 １４歳の中学生がこのような考えを持っている。このような人材を増やすには何が必要でしょうか？ 我が子をこのような考えに育てようと思えば、何が必要でしょうか？ 勉強も大切ですが、正義感ある豊かな心を育てることが一番大事だと思います。