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 記事の件名: 高校野球の連投について --- 安楽投手の連投
投稿記事Posted: 2015年8月23日(日) 10:50 
登録日時: 2011年3月29日(火) 14:42
記事: 24
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高校野球の連投について --- 安楽投手の連投に関する記事を読んでいて、ちょっと自...

高校野球の連投について --- 安楽投手の連投に関する記事を読んでいて、ちょっと自分の青春を思い出しました。 20年ほど前、私は地方の県立進学校の野球部員でした。 私が直球がちょっと速いだけの投手でしたがエースで4番でした。 2年の秋からかなり期待されるようになり、夏の予選ではダークホース的存在でした。 (ストレートが最速138km(ただしどこへ行くかわからない)なだけで、あとは曲がらないカーブと落ちないフォーク(これはフォークというのもおこがましいもの)だけの投手でした) プロのスカウトも私を見に来るようになり、私も他の部員も「ひょっとしたら甲子園・・・」と夢を見始めました。 基本的に私のワンマンチームで、私が打たれたら終わり というチームでしたが。 (ピッチャーも3年生に私を含め2人、2年生と1年生に1人ずつ) 2回戦(1回戦はシード)はコールド勝ちでしたが、2回戦からは僅差でした。 従って2回戦を除き私一人が投げ抜く形に自然となりました。 (その年は雨天が多く、試合日程が密でした) 肘には大会前から不安があったのですが、だましだまし投げましたが準決勝で限界に近づいていました。 (準決勝までの4試合で520球ほど) 監督や他の部員も私の肘が限界であったことは知っていましたが、私以外のピッチャーで決勝戦の相手(甲子園常連校)に挑むことは負けを意味することは火を見るより明らかでした。 一応監督は皆の前で「お前でなければ例年通り1回戦か2回戦で負けていた。ここまでで十分だ、明日は◯◯(3年の他のピッチャー)に投げさせる」 と私に声をかけましたが、私は 「何いってんスか、◯◯には悪いけどオレじゃなきゃ絶対ダメですよ。みんな俺に少しでも恩義を感じているなら(俺と)心中してくれよ」と 青春マンガみたいなセリフを吐いて連投のマウンドに登りました。 案の定、私は2回までは最小得点で済ませましたが、3回から炎上しリリーフ陣も火消しはできず、私達の夏は終わりました。 元々プロや大学(社会人)で野球をやる気は無かった(成績はそこそこ良かったので一般受験で地元の国立大学に進学を決めていました)ので、後のことまで考えずに投げることができたのは分かっています。 投手の身体を守るため、連投や投球数に関する規定を設けるというのも分かります。 ですが、あの時にそのような規定があったら私はマウンドにのぼることができず、私達の高校3年の夏は戦う前から全力を封じられていました。 それこそ「小さな親切 大きなお世話だ!」と声を大にして叫んだでしょう。 どこの高校でも(特に強豪校になればなるほど)色々な事情があるのでしょう。 その中には黒い表に出せないものもあるのかもしれません。 それらから球児を守るのは必要かもしれませんが、一律に規制するのはどうなのだろうか、と思いました。


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