藤山

中国で去年の夏に起きた反日デモに続き日本製品不買い運動ですが、反日デモは収束...

中国で去年の夏に起きた反日デモに続き日本製品不買い運動ですが、反日デモは収束し日本製品不買い運動も収束を見せているように見えるものの今も不買い運動は続いていますがこの影響何処まで浸透してるのか。自動車関係など中国で展開している工場は中国からの撤退を模索しています。我社も中国に合弁会社が有ります去年の夏お盆の頃までは24時間フル稼働していましたが、反日デモの激化とともに段階的に仕事量が減り８月末には土日の操業が停止、九月になり夜勤が消滅・中期には日勤での残業が消滅、９月末日を持って全面稼動停止になりました、数人の日本人スタッフの他95%は中国人です、後に分かったことに合弁会社の中国人労働者も反日デモに多数が加わっていたことも判明、不買い運動も支持しているとかいうことです。彼らはお祭り気分での参加で自分たちの職場には影響なしと思っていたようでした。合弁会社に輸出していた製品は10月末を持って全面打ち切りで本来輸出する筈だった製品は我社の倉庫に大量に残っています、合弁会社の操業は停止していても予定に入っていた物は直ぐには停止できませんし輸出手続などが終了している物はそのまま運ばれます。合弁会社で新規立ち上げなど工場拡大も全て白紙に戻りました、全面操業停止は12月末まで続き今年になっても合弁会社の稼働率は20%前後です。12月ぐらいから中国向けの輸出製品は戻りつつありますが全て我社の合弁会社を回避して組立工場に直接納入されるものばかりです、他の会社の合弁会社の状況はどうなのでしょうか。輸出で我社の合弁会社向けの製品は全輸出の40%ぐらいを占めていましたが、今は10%以下になり中国向けの製品は東南アジアやその他の地域に変わってます。中国で生産予定していたものは全て国内生産に変わります、近々日本人スタッフが帰国するようです、合弁会社から離脱・解散させるかは今後の課題だとか言うことです。中国にある多数の合弁会社の稼動状況はいかほどだろう。