藤山

静岡県伊豆の国市母親毒殺未遂女子高生

静岡県伊豆の国市母親毒殺未遂女子高生母親に劇物のタリウムを摂取させ殺害しようとしたとして、静岡県警少年課や三島署などは２００５年１０月３１日、同県伊豆の国市に住む県立高校１年の女子生徒（１６）を殺人未遂容疑で逮捕した。少女は服毒自殺を試み１０月２１日に入院、３１日に退院した。容疑を否認している。 調べでは、少女は８月中旬から１０月２０日ごろの間、自宅などで母親（４７）にタリウムを摂取させ、殺害しようとした疑い。ネット上で薬物の情報を収集したという。母親は筋力低下や呼吸障害などを訴えて１０月２日に入院。その後、タリウム中毒と診断され、現在は意識不明。入院後も何らかの形で摂取していたとみられる。少女は「母がタリウム中毒になったのは知っているが、そんなことはしていない」と供述しているという。 母親の入院後に家族が三島署に相談し発覚した。県警は少女の部屋の捜索で、プラスチック容器に入ったタリウムの粉末を押収した。母親との間でトラブルがなかったかなどを追及する。少女は両親と兄２人、祖父母の７人家族で、現在６人で暮らしている。 タリウム化合物は殺そ剤として使われ、薬局などで入手できる。摂取すると神経障害を起こし、致死量は約１グラムという。 静岡県伊豆の国市、県立高校１年の女子生徒（１６）が母親（４７）に劇物のタリウムを摂取させたとされる事件で、殺人未遂容疑で逮捕された女子生徒の自宅の部屋から入院中の母親の姿を撮影したデジタルカメラなどを静岡県警少年課と三島署などが押収していたことが２００５年１１月２日に分かった。 県警は、女子生徒がタリウムによる症状の変化を知るための記録として撮影していた疑いがあるとみている。県警は同日、女子生徒を静岡地検沼津支部に送検した。 母親は１０月２日、顔や手足にじんましんを発症するなどして入院。その後も症状が悪化し、現在は意識不明の状態となっている。 県警は女子生徒の自室からカメラとパソコンを押収。その中に病室の母親の姿が何回かにわたって撮影された画像が残っており、ベッドに横たわった重体の母親の顔も収められていた。小動物を解剖した様子を撮影した画像もあった。女子生徒は、高校で化学部に所属し、薬品の知識が豊富で自室にタリウムなど数種類の薬物を保管していたという。爬虫類に似ているからって、同級生に「ハチュ」ってあだ名をつけられてたそうですまぁ、お世辞でも美人って言えないけど・・・