藤山

①『夕日丘三丁目』の時代には、貧乏でも頭のいい奴はいっぱいいた。②今は、貧乏な...

①『夕日丘三丁目』の時代には、貧乏でも頭のいい奴はいっぱいいた。②今は、貧乏な家には頭のいい奴はほとんど生まれない。理由①の人間は東大を筆頭とする旧帝国大学を卒業し、勝ち組は大企業の役員や天下りの役職をやっている年齢である。残れなかった人間もそれなりの報酬を得て、それなりの大卒の息女と結婚して、頭のいい子を産んでいる。② つまり、勝ち組の男と女はトロール船でお互いに頭のいい同士をごっそりすくい取ってしまった。③ 網からこぼれ落ちたのが、貧乏人である。④ そこには頭のいい奴が生まれる余地は無い。⑤ ④の家庭の母親が懸命になって塾へ行かせても土台無駄なのだ。⑥ 頭のいい奴は、塾なんかへ行かなくても勉強ができるのだ。かなうわけがない。⑦ 私の知人の娘が片道２時間かけて、横浜の某私立高校へ通っていたが、現役で東大の理学部へ合格した。⑧ 往復４時間で塾などへ行っていなかった。頭のいい奴にはかないっこないのだ。⑨ 以上の結果どうなったか。格差の拡大である。有名大学の金持ちによる合法的占拠である。貧乏人はどうしたらよいのか？パート、派遣、フリーターなどなど、みんな貧乏人の仕事だ。展望がない。教えて下さい。