藤山

漸く、業を煮やして、野田佳彦・ドジョウ総理が衆院解散をして伝家の宝刀を抜いた...

漸く、業を煮やして、野田佳彦・ドジョウ総理が衆院解散をして伝家の宝刀を抜いたと思ったら、政策が行き詰まり漂流をしている今日の日本の政局を象徴するが如く、切磋琢磨と15の新党からなる所謂、 維新の会、太陽の党、みんなの党、社民党、国民の生活第一党、減税日本、緑の風、国民目線から考える今を生きる・国民新党、等々、『第三極』が乱立、新時代の幕開けかと思いきや、衆院選が終わり蓋を開けてみたら、\"先祖返り\"して何にも変わらないなんてね…‥。毎回、選挙の折に触れて思うのですが、実は凄いのは、政策とか政局とかの政党の中身ではなくて、ネーミングとネームバリューだけを揃えて現実から国民の目を欺く・欺ける目的の催しである国家ぐるみの巨大ブランド詐欺ではないかと思ってしまいます。 SF映画の金字塔、『トータル・リコール』『マイノリティ・レポート』『アジャストメント』で描かれている現実離れした世界の様な光景が近未来、現実に起こりうるかも知れませんね。まぁ、どの政党が政権を担うにせよ、祭りの後の後の祭りなんて不細工な事態にならない事を切に願っています。 あのマスコミに散々に叩かれた、『蜃気楼』内閣や、 『冷めたピザ』 や『変人ポマード』が懐かしく思えて来る、今日この頃です。