藤山

より小さなことを見落としていませんか？最近あった事件で思うところがあったので投稿します。強盗殺人という痛ましい事件についてですが、まずはこのことに対してどう思うのでしょうか？犯人が憎い、被害者がかわいそう、遺族が・・・といった気持ちはあると思います。そこで取り上げられるところが、金銭目当ての犯行であったのなら、なにも殺さなくてもいいじゃないか、というところです。みなさんもそう思ったりしませんでしたか？財布の中身の１万２万ならくれてやると。しかしこの事件が単なる恐喝事件だったらどうでしょうか。運悪く暴漢に出会ってしまった。犯人が憎い、財布の中には定期や保険証もあったのに。これから家に帰るまでの電車にも乗れやしない。文句タラタラではないですか？このときに、「命まで取られなくてよかった。自分は運がよかった。」と思える人がどれだけいるのでしょうか。事件の結末による大小で金銭への執着が変わるのはおかしいと思います。命は言うまでもなく大事なものですが、元々のことに注目してはいかがでしょうか？