藤山

刺殺女性「姓や現住所知らせないで」と要望も、犯人に教えてしまった警察

刺殺女性「姓や現住所知らせないで」と要望も、犯人に教えてしまった警察神奈川県逗子市のアパートで６日、デザイナーの三好梨絵さん（３３）が刺殺された事件で、自殺した元交際相手の小堤英統(こづつみひでと)容疑者（４０）（東京都世田谷区）が昨年６月に脅迫容疑で逮捕される前、三好さんが逗子署に「相手に結婚後の姓や住所を特定されないようにしてほしい」と要望していたことがわかった。しかし、同署は逮捕時に、逮捕状に書かれていた結婚後の「三好」という姓や現住所を読み上げていたことが判明。三好さんの夫は、逮捕から５日後、県警に「なぜあれほど言ったのに、名前や住所を読み上げたのか」と猛抗議。同署の担当者は夫に「結果的に教えてしまった。そのかわりパトロールなど出来ることを継続する」と謝罪した。しかし実際はパトロールもほとんどせず、警察が相手に情報を漏らしてしまったことが決定打となり、この逗子ストーカー殺人をまねいてしまったのだ。同署の山口雅見副署長は「三好さんの意向は把握していたが、結果的に教えてしまった。当時の経緯を確認している」としている。●今回のこの神奈川県警の対応を、どう思いますか？