藤山

経産省幹部発言；「夏を乗り切ってしまうと、原発はいらないと国民が認識してしま...

経産省幹部発言；「夏を乗り切ってしまうと、原発はいらないと国民が認識してしまう。なんとしても夏前に再稼働させる。」（ＴＶ朝日ニュースより）→こんな事でいいのでしょうか？官僚も政府も腐ってる、、。・・◆大飯原発は安全ではない！ ・稼働中の原発が全電源喪失した場合、メルトダウン開始まで１時間、対策までの余裕時間は１時間しかない。 停止中（核燃料プール）なら対策までの余裕時間は１０日。 ・若狭湾には１４基の原発が密集。１基でも高濃度放射能漏れが起きたら作業員が近づけず、１４基全部がメルトダウンする。その時、関西地域だけでなく日本全土が破滅する。 ・大飯原発に行く道は海岸沿いの１本道、もし津波や地震により土砂崩れで道が塞がれたら、対策用車両は入れない。 ・ベント時の放射性除去のフィルターは、設置されていない。 ・福島第一の２号機では、高温になった格納容器の蓋の隙間から大量の放射能漏れが起きた。 防ぐためには高温に耐えられる樹脂などの開発が必要。 ・また、格納容器につながる配管のひび割れや、圧力抑制室の破壊の場所も原因も特定できていない。 ・対策作業員や対策指揮者が集結する免震棟はまだ存在しない。 ・班目（まだらめ）春樹原子力安全委員長いわく、「ストレステスト１次評価だけでは不十分」 ・「兼見卿記（かねみきょうき）」などには天正地震による大津波が若狭湾を襲ったとの記録がある。 ・もし地震に直撃されたら、５４基のどの原発も耐えられない。 原発の耐震設計；450～800ガル最近の実際の地震；2000～4000ガル ・ストレステストは震災前の基準で行なっている。想定外の地震や津波には耐えられない。 ◆各ＴＶ局や新聞社の報道 ＴＶ朝日、フジＴＶ、ＮＨＫ、各ＴＶ局の報道は、政府が安全対策がいい加減なまま、再稼働を急ぐことに批判的 『原発安全基準 つじつま合わせはだめ』 毎日新聞 2012年04月05日『原発の新安全基準 おおむね了承』 4月5日 ＮＨＫ『フィルターや免震施設除外 早期再稼働へ政府暫定基準』 2012年4月5日 東京新聞 ※震災前の基準でのストレステスト