藤山

韓国は嫌いだが、ネトウヨではないというスタンスは卑怯ではないでしょうか？近年、ネット上の右派への風当たりが強くなりつつあります。右派の雑誌SAPIOでは「ネトウヨ亡国論」といった攻撃的な記事を載せ、知識人からも、櫻井よしこさん、青山繁晴さん、小林よしのりさんなど保守本流とおもわれる方々が、ネトウヨに対しては否定的もしくは黙殺状態です。右も左も、好意的ではない状態といえます。そういったこともあり、最近は、あからさまな「ネトウヨ」的書き込みは減少しているように思います。代わりに増えたのは「自分はネトウヨではない。単に韓国が嫌いなだけだ」というスタンスで、やはり韓国人への悪口を書く人達です。おそらくそれまで露骨に韓国批判をしていた人々が、ネトウヨのレッテルを嫌い始めているのだと思います。個人的には韓国人への悪口は恣意的なもので、あまり好ましくないと考えていますが、それはともかく、彼らは自分らがひとくくりにされ批判されると、とたんに逃げ道をつくろうしているわけです。これは、いかがなものかと思います。自らこそが「朝鮮人」「キムチ」などとレッテル張りし、批判してきた存在であるにもかかわらず、１８０度転回し、被害者になったとたんに尻尾を巻いて逃げ出してしまう。これはあまりに卑怯だということです。私は、ご自分の判断で、韓国人が日本にとって悪害だ、と思い至ったのならば、ネトウヨと言われても否定する必要はない、胸を張ってやってくれと思うのですが、いかがでしょうか？