藤山

ゆとり世代は存在価値がないのでしょうか？

ゆとり世代は存在価値がないのでしょうか？現在、就職活動を行っている大学生です。ゆとりの時代に生まれた自分たちには価値がないのかと最近感じて自信を無くしています。こないだ集団面接で、圧迫面接に耐えられず女性の学生が泣いてしまいました。すると人事が、「こんなんで泣いてたら仕事できないんだよ！わかるか？」そういうと女性は「はい」と答え、人事は「じゃあ、なんで泣くんだよ！ほんとお前らはゆとりだな！」と自分も一緒に罵倒されました。自分は自分が生まれた時代を憎んでしまいます。バブルが崩壊したあとに生まれ、世の中は不況不況。好景気というのを経験したことがありません。ゆとり教育で育ち、リーマンショック、就職氷河期…有効求人倍率は１倍あるから、今の時代は氷河期じゃない！就職できない学生は能力が足りないんだ！と言われます。しかし、それは企業が新人を育成する余裕がなく、即戦力となりうる学生しか採用しない、厳選採用を行うことに問題があるんじゃないんでしょうか？実際に採用枠５０人でも内定が出たのは４０人とかいう企業もあり、あと１０人雇用するべきなのではないか？と思ってしまいます。面接を数回やっただけで、使える人間かどうかなんてわからないはずです。だったら、将来性を少しでも感じる学生は採用してほしいと思います。いまの大人たちが学生だったころ、使えるといえる学生はどれだけいたんでしょうか？そんなにあなたたちの世代は学生のころから優秀だったんでしょうか？時代のせいにする…ほかのもののせいにする…典型的なゆとりだなと大人は僕のことを批判することでしょう。でも大人だって、ほかのもののせいにしますよね？僕の兄が社会人で残業代がでないとき、「このご時世だから仕方がない」と言われたと聞きました。大人も言い訳してる。なのに僕ら、いわゆるゆとり世代が、社会的に批判される理由がわかりません。もともと、ゆとり世代を生み出したのだって大人ですよね？大人が勝手にゆとりをうみだしといて、失敗作といったことを社会的に言われることが、とても腹が立ちます。皆さんは、ゆとり世代について、どう思いますか？