藤山

若者の「奉仕労働」は、まず少年院退院者、保護観察の若者から。

若者の「奉仕労働」は、まず少年院退院者、保護観察の若者から。若者に公安職での集団生活と「奉仕労働」をさせようという政治家がいますが、まずは少年院を出てきた奴や保護観察の奴からやらせたらどうかなと思います。外国では、非行を行った若者に社会奉仕活動命令が言い渡されます。一番「公共の精神」を育てなくてはならないのが、そういう奴だからだし、少年院とかを出た後、すぐに家庭や元の人間関係の中に戻るから、更生できないで再犯するような奴が多いのです。自衛隊であれば、後方職種のお手伝い的な仕事、警察なら一斉取締りの時に違反切符を切るとか、消防などでもできることはあると思います。そういうのに離れた土地で官舎に１人で住まわせながら充たらせるのです。欧米では普通にやっています。それにかねがね思っているんですが、少年院の教官には幹部自衛官の経験者か少年工科学校少年術科学校を出た人になって欲しいと思っています。少なくとも1施設全教官の半数ぐらいにはして欲しいです。やっぱり若い頃に集団生活の経験がある人じゃないと、規律の厳しい空間を上手くコントロールできないと思います。少年院というのは、ある意味「軍隊的」な場所ですので。