藤山

時折、マスコミ等で元ヤクザの牧師を見かけます。元暴力団員の牧師で構成するミッ...

時折、マスコミ等で元ヤクザの牧師を見かけます。元暴力団員の牧師で構成するミッション・バラバという集団まであります。 現在は、更生して、神と共にあるという事のようですが、どうにも違和感を感じます。牧師でありながら、何故、上半身裸になって、全身の刺青、クリカラモンモンを他人に見せびらかす必要があるのでしょうか?元ヤクザを名乗る牧師は、みな、すぐに全身の刺青を見せびらかすのです。その思考回路は、牧師になったとは言え、全く暴力団員時代のものと同じように思えるのです。事実、元ヤクザの牧師達に不祥事を犯す者達も大変、多いそうです。何人もの元ヤクザ牧師が、金儲けに走り、勝手に教祖におさまったものまでいるそうです。 私は、元ヤクザの牧師達は、元ヤクザであったことを、一種のCMに使って、有名になりたいだけのような気がしてなりません。「有名になれば、金持ちになれる、自分の人生を優位にすることができる。」そんな目的があるように思えるのです。 日本人は、元ヤクザやチンピラで今は、更生しました。という人に非常に寛容です。だから、有名人等が、自慢するように、昔、チンピラであったとか、過去の武勇伝のような話をするんですね・・・。教師として、まともに活動していなかった義家氏等もその例です。 反面、日本人は、痴漢やレイプ魔、少女買春といった性的犯罪を犯した者たちには厳しいですね。例え更生しても、社会的に許さない風潮があるのではないでしょうか。ですから、絶対に、「俺は、今は更生して真面目だけど、昔はチンピラで~」と自慢する人はいても、「俺は、今は更生して真面目だけど、昔は痴漢で~」と自慢する人はいないのです。 私は、キリスト教の洗礼は受けておりませんが、母はクリスチャンで、私もプロテスタント系の幼稚園に通っておりました。小学生の時も、日曜日、教会の礼拝に参加していました。そんな中、洗礼を受けるには至りませんでしたが、幼稚園の園長先生であった牧師先生をはじめ、素晴らしい牧師先生達、3名に出会いました。 彼らは、本当に素晴らしい方達であったと思います。少なくとも、元ヤクザと称し、全身の刺青を見せびらかし、神の前で怠惰であった人達と同列に語られるような方達ではありません。(現在のミッション・バラバは、神の前で怠惰であったことを認めているようですが・・。) 真面目に、キリスト教を信仰している方達は、元ヤクザで、今も派手ななりをし、全身の刺青を未だに見せびらかせるような牧師をどういう目で見ているのでしょうか?キリスト教を信仰している人達にお聞きしたいです。まともに教会に通ったこともない人で、「元ヤクザで、人生経験が豊富だからこそ、普通の牧師より、人を救えるのでは。」とか、わかのわからん理屈をいう人はご容赦下さい。 真面目に教会に通っていた方達からの意見が聞きたいです。宜しくお願いします。